有限会社
品田総合設計事務所

Access

家屋調査Q&A

家屋調査Q&A

地権者の方へ

家屋調査とは?
工事の影響により家屋に損害が発生した場合、それが工事に起因しているのか判断するための資料として、トラブル回避のために工事前の家屋状況(亀裂・損傷、傾斜、高さ・水準など)を調べます。作業者がお伺いし、間取りや仕上げの内容、損傷現況、傾斜、建物のレベルを調べ、記録(写真撮影等)を行います。
家屋調査は費用がかかりますか?
費用は、工事の起業者(公共事業の場合は、工事の発注者である役所。民間の場合工事会社)が負担します。費用は頂きません。
家屋調査の作業時間はどの程度で終わりますか?
調査時間は、普通の一般的な家屋・敷地であれば半日程度です。詳細は事前に連絡してお尋ね下さい。
家屋調査時では何かすることがありますか?
調査時には立会いをお願いしております。ただし調査中ずっと作業員と一緒にいるという意味ではありません。調査の目的は現況把握ですので、扉の開閉状態、床の状態、不可視箇所の損傷などについて、所有者様へ聞き取りをさせていただきます。
調査時に見られたくない部屋がある場合は?
プライベートな問題や、病気・介護の方などがいらっしゃる場合、調査員に立ち入って欲しくない旨を事前にご相談下さい。ただし、事前調査を行わなかった場合は工事前の状況が分からないことがあるため、工事中に損傷が発生しても、工事に起因した内容か判断できない場合があるので、場合によっては補償対象外となることもございます。ご留意下さい。また、タイルやモルタル仕上げの部屋については、損傷が出やすいので調査をすることをおすすめします。
工事中の騒音・振動がひどいのですが?
工事における騒音や振動があまりにもひどい時は、工事会社や発注者である起業者へご連絡してください。
工事中に損害が出た時は、すぐに対応してもらえますか?
工事での損害については、工事業者・起業者等へご報告下さい。損傷の程度や状況の確認を行い、緊急性が高いと判断した場合、修繕等を対応します。ただし、損傷が軽微である場合などは、工事終了後に事後調査を行い、補償金として対応させて頂きます。
事後調査はいつ行うのですか?
工事の内容によって時期が異なります。建物建築や解体工事などは、工事完了後すぐに事後調査を行うことは可能です。掘削が深い場合や造成工事など地盤が落ち着くまで時間を要するような工事であった場合、数ヶ月の期間を空けることもあります。詳細は、工事業者や起業者に確認して下さい。
復旧は工事業者が対応してくれますか?
復旧については、原則金銭渡しきりの補償となりますが、補償代行として原因者側が復旧工事を行う場合もあります。また、緊急性のある損傷が生じたときは、応急的に原因者で修理します。
復旧費の積算はどうなっているのですか?
復旧積算は、調査業者によるばらつきが出ないように、国土交通省が定める「公共事業に係る工事の施工に起因し、不可避的に発生した地盤変動により、建物等に損傷等が生じた場合の費用負担額を算出するために必要となる単価(費用負担標準単価)」に基づき積算していきます。
さらに積算方法には基準・要領を定め、どの調査会社が積算しても、どの起業者(国、県、市町村、組合等)が発注しても同一の補償額となるようになっています。
調査する方はどんな方が行いますか?
当社では、事業損失部門を有する補償業務管理士や、1級・2級建築士などそれに準じた調査員が伺います。中立・公平な立場で家屋調査を行います。
調査後の資料等はいただけますか?
調査については、工事業者及び起業者の発注により行っておるため、発注者へ納品いたします。そのため原則資料の提供・配付は行っておりません。資料等を閲覧したい場合は、工事業者及び起業者へ申し出て下さい。当社からはお渡し出来ません。

工事業者の方へ

事前調査は本当に必要ですか?
工事中はどんな状況が発生するか分かりません。状況が発生した際のトラブル回避、無駄な出費を抑えるためにも、事前調査=保険として考えることをお勧めします。特に地盤が悪い、掘削が深かったり、掘削作業が多い、振動・騒音が発生する工法を採用する場合などはご注意いただきたいと考えています。
事前調査はどこまでやりますか?
工事の種類や地盤の状況によって調査範囲は変わります。一般的には工事箇所より40m圏内の家屋を対象としております。詳細はお尋ねください。
家屋事前調査の見積りはいただけますか?
木造、非木造、戸建て、集合住宅、また工事内容、調査内容によって金額が変動します。現地確認・作業内容等の確認を行ってから算出させていただきます。ご不明な点はお気軽にご相談下さい。
調査資料の作成期間後の資料等はいただけますか?
調査件数等によって作成期間は異なります。仮に1棟のみとすれば、調査後1ヶ月程度でご提供いたします。

ページトップへ

Copyright©2018 品田総合設計事務所 All Right Reserved.